Life in Belgium ＋ shushu 旅日記

ドバイ（+アブダビ）旅日記-9 ドバイメモ

ダラダラ更新していたら
もう旅行から一ヶ月も経っていて古い話しを長々スミマセン。

来週はGW突入、早く終らせなければーってことで
旅行中見聞きしたことで　おお！とメモしたことを
箇条書きでいきまっす！


・ドバイの人口８割は外国人
　なので外で働いている人はほとんど外国人
　例えばUAEの人口が100万人に対してインド人は150万人
　UAE及びアラブ系の方々（民族衣装で勝手に判断してるだけだけど）
　優雅にお買い物やお茶している姿しか見かけなかったよ
　　　　　　ドバイモールのアルマーニカフェ


・イスラーム法では男性は4人まで妻を有する一夫多妻制なので
　現首長は奥様が２人、子供22人の大家族
　おっ、あと２席空いてるわー　
　　　　　ドバイ博物館に展示されていた昔の家族写真、早婚で大家族が基本


・ドバイモールの車寄せに次々入って来る
　一千万円越えの高級外車祭りに唖然！一生分の高級車を見たよ


・でもドバイのお金持ちは高級車に乗るのは普通で自慢にならないそう
　大事なのはナンバープレートで桁数が少ないほどステータスになるので
　一桁のナンバープレートはオークションで億単位になったことも!!!
　　　　　　　もちろんNo.1は首長の車。３桁だとどうなのかな？


・アラブの人はお買い物が大好き、そしてドバイは免税国
　ドバイではモスクよりショッピングセンターのほうが多いのだそうだ


・ドバイは世界一治安が良い国だって。
　日本より？と聞いたら犯罪件数少なくも人口対する警察官の数も多いと。
　安全な場所には人が集まるということを知っている数少ない中東の国だ
　

・ドバイにはゴールドの自動販売機があると聞いたけどありました！
The gold ATM 　自販機で買う人いるのかなぁ？


・夏は50℃のドバイ、バス停もエアコン付き↓↓動物園もエアコン付き
　

・ガソリンはリッター40円、水より安い
　そういえばタクシー代は安かったのでどこに行くにもタクシー利用
　ショッピングモールのタクシー乗り場は５レーンで
　お客さんもタクシーも途切れることなしの夜11時の様子


・電化製品はサムスン、LGなど韓国製品ばかり見かけたけど
　タクシーと砂漠へ行く４WD車はほとんどトヨタ車
　でも最近は韓国車が人気とか。。。まずい
　　

・イスラムのお祈りへの呼びかけアザーンが1日5回
　街中に流れるけれどもすべて肉声だとか（テープだと思っていた）
　ショッピングモールの中にも女性専用のお祈り用のお部屋があり
　トイレと間違えて入りそうになった


・UAE料理ってなんですか？って聞いたら特にないと、、えっ、ないの？
　代表的アラブ料理っていうとレバノン料理だって
　おお！納得、ベルギーでもレバノン料理は人気だったもの
　他の中東料理は聞いたことがない。
　ひよこ豆のペースト、ホムスやケバブ、揚げ物キッベ、美味しい。


・トルコのピタによく似たアラブ風ロールサンド、シャワルマ
　ピタ大好きなワタシのお手軽ランチにぴったり、おいしー


・ドバイならではお土産、名産品はデーツ（ナツメヤシの実）くらいで
他にナッツやドライフルーツ、ラクダのミルクのチョコレートなど

　

以上、ぷち情報メモ、一気に掲載ってことで
まとまりも何もないまま　ドバイ（+アブダビ）旅日記はひとまず終り

長い間 おつきあいありがとう！


日本での現在進行形ブログ、こちらは地味に日常を綴ります
富士山見ながら創作日記 by shushu








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ドバイ（+アブダビ）旅日記-7 デザートサファリ

ドバイでのアクティビティで人気なのは
砂漠を4WDで疾走するデザートサファリツアー


夕方4時頃ホテルを出発
（リゾート感ゼロ、普通のホテルに滞在がよくわかる写真だ
　　一応プールはあったけどねー）


超高層ビルが並ぶ中心地から
わずか45分も走ればそこは砂漠！


以前モロッコでサハラ砂漠を目指した
あの長い旅はなんだったの？ってくらい
あっけなく、でも本物の砂漠に到着！


まずはにラクダ牧場へ
「何か用？」って感じでこちらを向くラクダがカワエエ♡


ラクダと記念撮影を楽しんだ後



そこからはこのデザートサファリのメインイベント
ジェットコースターの始まりぃー


ワタシの参加したツアーは７台のランクルが連なって爆走！


急傾斜を登って急ターンしたり
ボンボン跳ねながら疾走してくれるので
「きゃー、たのしー」連発の絶叫コースター状態の車内



横転すれすれのスリルあるドライビングで
楽しませてくれるシリア人ドライバー！
ウェイトがありそうで転倒しそうにない安心感がある


臨場感伝わりすぎるブレ写真、カメラが壊れたかと思った


途中、フォトストップがあり
360度砂漠の風景ではしゃぐ


とりあえず前回と同じく砂漠に寝る


すっきりしない視界
モロッコに続き、今回も砂漠に沈む夕日に出会えず
いつかどこかで出会えるか、砂漠に沈む夕日。。。



その後デザートサファリの終着点、キャンプサイトに移動

次々とツアーグループが到着するキャンプサイトの前はランクル祭り。
ビバ日本車！


キャンプサイトは中心に円形ステージ、囲むように席があって
ステージでのベリーダンスのショーを楽しみながらのBBQディナー付き
アジア人ツアーは私たちだけのよう


日が落ちるまでは
ラクダに乗ったりサンドバキーに乗ったり
アラブの水タバコ体験や民族衣装での記念撮影もできる

ワタシはラクダではなくサンドバギーを選択


ラクダはモロッコで
もういやっ!ていうほど乗ったから。
ーーーモロッコで罰ゲームか？ラクダ編はココでーーー


手の甲にヘナタトゥーを書いてもらったけど


この後ベリーダンスショーが始まって


最前列でかぶりついていたワタシは
ダンサーねーさんに指名され
ヘナチョコベリーダンスを踊った時に
羽織っていたブラウスをはぎとられ

その時にまだ乾いていないヘナタトゥーを
ブラウスの袖にごっそり持っていかれ、白いブラウス大惨事（笑）

ベリーダンサーねーさんの見事なベリー（腹）に親しみを感じるゼ☆


ぷるんぷるんセクシーダンスは動画でお楽しみあれー


そして楽しいアラビアンナイトは過ぎていった。


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ドバイ（+アブダビ）旅日記-4 ちょこっとアブダビ編

AM6:00頃　アブダビ到着ーーー！といっても
アブダビは本当にちょこっと立ち寄りながら
バスでドバイに移動したので

こういう所に行きましたー！的な報告もないんだけれども
印象に残ったところだけ記録。

アブダビ空港の到着ロビーにて早速スタバ発見

アブダビネーム入りのご当地タンブラーを買おうと見に行ったら
カウンターの内側で１人用お祈りマットを床に敷いて
お祈りするスタバ店員の姿が見えて

ああ、イスラム教の国に来たんだなーと実感。


イスラム教のお祈りは1日5回
なのでこれは「日の出1時間半前から日の出10分前までに行う早朝のお祈り」

空港から外に出ると、まさに日の出まえ

バスで移動の途中
美しいシェイク・ザイード・モスク（Sheikh Zayed Grand Mosque）を眺める

このモスクは世界で3番めの大きさを誇り
礼拝堂に敷かれているのは約9億円をかけて
イラン人1200人以上の手によって、2年以上もかけて織られた
「世界一」の面積のペルシャ絨毯が敷かれている、、、そうですが

外観写真を撮って、さようならー　（ 涙 ）

見る見る明るくなってきたけれども今ひとつすっきりしない空模様
海越しに見える中東の摩天楼（と言われているらしいアブダビ中心部）が
かすんでしか見えないんだけどぉー

と聞いたらこの季節は砂塵が舞っているとか。


結局このもやっとした砂塵が滞在中ずっと続き
気温は25℃前後で日本の初夏くらいで過ごしやすかったけど
最後まで青空バックの写真がほとんどない！という残念な結果に（涙）


で、車窓から見たアブダビの街は
幹線道路沿いの並木、公園や街路樹など緑が多い


美しく整えられた街路樹が続く海辺のプロムナード


夏は50℃越えの砂漠地帯、雨もほとんど降らないのに
緑がイキイキしているのが不思議と思ったら

幹線道路沿いの並木、公園や街路樹など緑地帯には
すべてホースが通っていて絶えず水を撒き
美しいグリーンを保っているそう

ちなみにUAEではガソリンより水の方が高いのだから
考えるとすごいなそこで散水って。


ドバイの７つ星ホテル「バージュ･アル･アラブ」に対抗して建てられた
同じく７つ星、アブダビのエミレーツ・パレスホテルは宮殿風、を遠くから眺め


少しだけヘリテージビレッジで昔のアブダビの生活様式を見て

カルフールでチョイ買い物してから

さぁ、バスでドバイへgo!


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ドバイ（+アブダビ）旅日記-2 基本情報 [上陸前にお勉強]

ドバイに行くんだー♪と言ったら
「ドバイって国なの？どこにあるの？」
ってことを聞かれたので基本情報から

実はワタシも行くまではポワ～ンとこの辺り、という認識デシタワ


ドバイ は中東地域にあるアラブ首長国連邦 （UAE) という
７つの首長国が集まっている連邦国家のなかのひとつ。


７つの国とは
アブダビ・アジュマン・フジャイラ・シャルジャ・ドバイ
ウムアルカイワン・ラスアルハイマ
　　　　　　（アブダビ、ドバイ以外は聞いたこともない名前だー）


ドバイの面積は埼玉県と同じくらいのとっても小さな国で
UAEのほとんどの面積をアブダビが占めているのだ。

UAEの大統領はアブダビ首長のシェイク・ハリファ、この方

アブダビはもちろんドバイでも街中に掲げられてました
この絵にもお写真にも見える独特の肖像画

そして下の写真で左隣りに並ぶのが
そしてドバイ首長のシェイク・モハメッド。UAEの副大統領でもある


しかし７つの首長国の中で
ドバイだけが世界的に知名度抜群、突出しているのはなぜか？
（最近はアブダビも存在感が急上昇しているけど）



ワタクシ
中東＝オイルマネー＝リッチな国って単純に思っていたけれども

UAEの石油埋蔵量の約95％はアブダビが保有しているそうで
実はドバイ、石油はそれほど出ない国だった。


ではどうして？


UAEがイギリスの統治下から独立したのが1971年、あれ？つい最近？

まだ建国40年のとっーーーても若い国で
40年前のドバイは砂漠しかなかったという
　　　　　　（アブダビからドバイへバス移動、車窓からは
　　　　　　　ずっとこんな景色～～～！今も郊外はほとんど砂漠では？）



1970年代後半でさえ電気が通っていない家が多かったが
それからわずか30年で現在のような未来都市に姿を変えた。
　　　　　　　　（おお、ドバイダウンタウンが見えてきたゼ～！）



もともとが砂漠の遊牧民の部族社会を基本とするUAEは
各首長の指導力が国の命運を左右する


今日のドバイの発展は先見の明があったドバイ首長が
石油資源の乏しい中で
アブダビへの経済依存から脱却しようと


中東の貿易、観光の中心都市としての近代ドバイの将来像を
早い段階から計画し展開した結果だという。


そんな素晴らしい指導者が日本にも欲しいものだ。
　　　　　　　（そうだー、とラクダも言ってる♪）



ドバイはいち早く中東と世界を繋ぐの中継都市として
ジュベリ・アリ港を中心とする海の物流
ドバイ国際空港を拠点とする空の物流のインフラ整備

さらにドバイ自体が投資先となるように
フリーゾーンの整備と外資誘致、不動産保有の自由化
世界一の人口島建設などで注目を集めながら急速な開発が進められて

2009年のドバイ・ショックが起こるまで
世界中の建設クレーンの3分の1がドバイに集まっていたという。
（今も建設中ビルをたくさん見かけたけど
　　　　　　　　　数年前はこんな数じゃなかったのねーーー）


ドバイ・ショック→詳しくはwikiへ



多くの建設プロジェクトがストップし「ドバイ崩壊」とまで言われたが
アブダビと中央銀行からの支援を表明したことで
大きな債務問題を残したものの落ち着きは取り戻した。


現在はむしろ不動産や建設に傾いていたのが
貿易と物流の世界の中継基地としての本来のドバイの未来像に回帰し

危機を脱した（と政府は言っている）


これからのドバイは

中東アフリカの窓口としての役割はもちろん
欧州とアジアの中間に位置する地の利を活かし

今後の成長市場であるインド、中国、ロシアの中継基地として
ドバイショックを乗り越えて
今後も世界を驚かせてくれる場所には変わりないよう


ーーーーというところで、渡航前の基本情報のお勉強終わりぃ～

次からはワタシの見たドバイレポ！


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ドバイ（+アブダビ）旅日記-1 プロローグ

砂漠の人口都市 ドバイ


ドバイに行くと言ったら
「わぁーセレブ～」という反応が多いのはやはり
超豪華７つ星ホテル「バージュ・アル・アラブ」こんなの↓(資料写真）


世界一高いビルとして知られる「ブルジュ・ハリファ」160階建て↓こんなの


宇宙からでも肉眼で確認できるヤシの木の型どった
世界一大きい人工島パーム・アイランド(資料写真）すごい〜〜〜


人工島を３００個浮かべて世界地図を描いた「ザ・ワールド」(資料写真）

発想もすごいけど実現しちゃうところがさらにすごい
奇想天外の建築物が並ぶ豪華なアラビアンリゾート地として有名だからだろう。

　　　　　　魔法のランプからぽわ〜〜っと現れた人口都市、、、なーんて。



通常は「中東」 から最初に連想するのが
テロ、紛争などの危険なイメージであるにも関わらず
なぜかドバイだけはまるで魔法で現れたようなアラビアンコースト
google mapで見ると都市丸ごとテーマパークみたい



「世界一を造れば人が集まる」とってもわかりやすい戦略に

まんま引き寄せられたワタシ。


だって見てみたいもの

夏は気温が50℃まであがる砂漠の不毛の地が
わずか30年で世界中の人が注目する都市になった姿を、と

ドバイ行きを決めた。


まっ、実際のワタシの旅はそんなセレブリゾートとはかすりもしない
格安チケット＆ホテルパッケージのドバイ（+ちょいアブダビ）行き
しかも今回は市内観光＋デザートサファリまでついちゃって

ごくフツーのホテルに泊まって
７つ星ホテルやセレブのリゾート地を遠くから眺めるってな感じの
庶民の旅レポをスタート！


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まだ続くモロッコ編ーーおみやげもの。

いやー、モロッコのインテリア、すべてストライクゾーン。

今回泊ったお宿はすべてモロカンスタイルで
そのまま日本に移築したいほど素敵♡

だからお土産も、あれもこれも！と目移りしてしまうほど
欲しいものがあったけど

まず買うまでが大変。

ものには価格があるということが前提の国からきたものにとって
「定価なし基本は交渉」のモロッコでのお買い物はちょいシンドイ。

スーク（市場）でのお買い物
まずは「これはいくら？」
「いくらなら買うんだ？」って


なんで質問に質問を返してくるかなぁ
から始まり、交渉に交渉を重ねて

途中、ミントティー飲むか？と長期戦に入り
最後は「ラストプライスを言え」って
ここまで来るのに30分。。。

だーかーらー、最初からラストプライスにしてよーーー。

もうこの値段ならいらな〜〜いと
投げ出すと「わかった、友だちだ！」と
やっと交渉成立！ふぅー、ひと仕事。

最初はそのカケヒキも楽しめたけど
さすがに続くと疲れるし

本当は最初の言い値でも「安い！」と思ってしまったりするものもあり
（いやーベルギー、物価が高いのでなんでも安く感じたのが本音）

それならOK!なんて、妥協してしまったり
買い物好きなワタシですが、今回ばかりは根気切れ＋時間切れ

実は買い物のためだけにでもまた行きたいくらい
後ろ髪ひかれて帰ってきたのーーー。

で、いちばん買わずに後悔したのが

タジン鍋。

使う機会も少ないだろうし
持って帰るのも重い。


で、タジン鍋型の
キャンドルスタンドと小物入れ2個を買ってきた。

フフフ。とっても素敵、とテーブルに飾っていたら
家にきた知人が
「これの大きいのが家にあって使わないのでどーぞ！」と。

まさかの急展開、タジン鍋がうちに登場！

じゃーーーん！

現在、毎週末タジンを研究中なのだが

なかなかモロッコで食べたような美味しいタジンにならないぃー。
もう少し上手にできるようになったら
みんなにふるまいたい！


で、今回のモロッコでのお買い物はメインは
念願のバブーシュ！

これは本当に欲しかったから交渉もがんばった！
スタート 600dh から下げて下げて下げて


最後は 150dh（約2100円）

4分の1までプライスダウンに満足だけど
友人に言わせるとまだまだらしい。
80dhくらいで買えるよー、と。　んんん、そこまでいくかー。


子供が売っていたラクダ、砂漠の思い出に。
素朴な手作り感がとてもかわいい〜！



化石の宝庫、モロッコならではのアンモナイトのお皿。

これよく見ると、細かいアンモナイトもぎっしり詰まってる。
さらにアンモナイトのペンダントヘッド２種
ラクダガイドさんから買いました。

ミントティー用のグラス

生ミントの葉＋砂糖もどっさりのモロッコ仕様にして
砂漠キャンプを思い出しつついただく。

スークのイラストとキャンドルスタンド。



部屋の中に散らばる思い出の品々を見ながら
モロッコの旅を思い出す〜〜〜〜ああ、次はいつ行けるかなー。

砂漠ツアー3日目、これぞ！夢のラクダの旅

この先どーなるっ！？ってひっぱるのは
いい加減やめにして、、、

キターっ！砂漠からの朝日。
少し雲がでていたけど

それでも大感激！
これまでの数々の苦難（ってほどでもないけどネ）が浄化され
心から「ここまで来て良かった〜〜〜」と思った瞬間。




そして朝になって
やっとこのキャンプベースの全貌があきらかに。

360度、ぐるーっと砂漠に囲まれた窪地の
大きな砂丘を背にしてテント集落があるのだ。


このご来光を見るために集落の西側のものすごーく大きな砂丘に
みんな朝早くから登っているのだ。


ワタシたちは1/4のところで挫折。。。
いやーこの急な角度の砂丘を登るのは見た目以上に大変。



そして日の出後はかんたんな朝ご飯。
砂漠に囲まれ、頭上に広がる青空を見ながら
ミントティーとアラビアパンとジャム。

こんな場所での朝ご飯は何をいただいても最高のごちそう〜〜〜。


そしてベルベルの子供たちのお店開店。
アクセサリーやラクダの人形を売っていた。

そしていよいよ砂漠の麓に帰ります。



ああ、コレよ、コレ。
ワタシが夢見ていた砂漠の旅、くぅううう〜〜〜(泣）

はるかかなたまで延々と続く砂漠を
らくだに揺られる旅、ウフフ。


遠くの砂丘から見送るベルベルの民、素敵。


昨日は暗闇でどこをどう歩いたかさっぱりわからなかったこのルート。
明るい時に見ると、アリ地獄のような大きな窪みの
ギリギリ淵を歩いてる。


昨晩、あの真っ暗闇の状況で
こんな　危険な場所を歩いていたのか？と思うと
ラクダとラクダガイドの男の子、さすが砂漠の民！すごいっ！


そして砂漠を歩くラクダって
もっと平地をゆったり歩いているもんだと勝手に思っていたけど

実際はけっこうアップダウンがあり
特に下りは前のめりになり、ラクダから落ちないように
しっかり捕っていたので、翌日は腕が筋肉痛〜〜〜。




途中でラクダガイドの男の子が歩みを止めて
とつぜん座り込み、目の前の砂を素早く両手ですくい
トカゲ捕獲！ほら、と見せてくれた。

砂の中の動きがわかるのっ！？

ーーーとその様子を見まもる「ベルベルとラクダとワタシ」



日も高くなり
ますます美しい砂漠の光景

昨晩の荒行のことはすっかり忘れて
（いや、あれがあったからこそ感激×2）


砂漠ツアー、やはり素晴らしいっ！！！


砂漠のお供をしてくれた、ラクダとベルベル人の男の子。

暗闇で砂嵐でも道に迷わない理由は？　「経験」だけだそうだ。

砂漠ツアー２日目夜、砂漠キャンプの夜は更けて

↑タイトルがぜんぜん変りません。
なかなか前に進めない。。。


悪夢の「ラクダに乗って砂漠旅」も無事終わりキャンプ地に到着。
（↑とうとう悪夢扱いじゃ ）

大抵の砂漠キャンプツアーは夕日の時間帯に移動して
日暮れまでにこのキャンプ地に到着するので

ワタシたち4人が着いた時には他のツアー客はすでに
夕飯は終わり、デザートのオレンジを食べていた。


その人たちが食べ終わってやっとテントがあいて
食事にありつけたけれども
もちろんすでにそこにはワタシたちだけしかいない。

しばらくするとテントの外から太鼓の音が聞こえてきた。


テントの前でラクダガイドの人たちの太鼓の演奏と歌が始まり
これがベルベルの音楽なのか、、、と
タジンを食べながら耳を澄ました。



食べ終った頃には
音楽も終わり、すでにみなそれぞれのテントに消えて
ワタシたちも宿泊用のテントに案内された。

テントの中は、たたみ10畳くらいと以外に広く
ろうそくの灯りがひとつあり
４つのマットレスが用意されていた。まぁ、寝るには十分。


結局、テントに囲まれた場所にいるってこと以外
ここがどんな場所か、どんな人が、どれくらいいるのか？

暗すぎて全体の状況がさっぱり掴めないまま、、、就寝



のはずがーーー

しばらくして少し状況は掴めた。
隣のテントはイタリア人グループだ。


テントで仕切られているとはいえ布一枚。

さぁ寝よう、と思っても隣のテントからの話し声がだだ漏れ。

一応、気を使っているらしく
ひそひそと声をひそめて話しつつ、くっくっくっーーと笑いこらえ
１人が笑い出すと、伝染するように数人がくっくっくっーーーーと
必死に笑いをこらえて
なんだか修学旅行の夜イタリア語バージョン。


何がそんなにおもしろいんだろう？ってくらい
ひそひそ、、くくくっ、、、ひそひそ、、、が続き


目をつぶるとまるで耳元でささやかれているよう。

ああ、うるさいなーって思っているうちにスコーンと眠りに落ちました。



気がつくと砂地を歩く音やテントから出入りする音がする。

時計を見ると５時半すぎ、、、おおお、いつの間にか朝。


さぁ、ラストチャンス

砂漠の日の出は見ることができるのか？
外からはかすかに光が漏れている。

つづく、、、

★砂漠ツアー2日め、ラクダに揺られて〜〜〜★

まだ日暮れまで1時間以上あるので
砂漠を歩きまわりその大きさに感動したり
急な砂丘に登ってみたり、走って下ってみたり（子供か？）
そんなことをしているうちに


雲行きがますます怪しくなり、風が強くなってきた。

日暮れどころか太陽の姿もなく砂嵐？とまでは言わないものの
座っていると風に流され地をはう砂で全身ジャリジャリに。



ただその風景でさえ幻想的で美しい
ーーーということには救われた。



だってここまで来て砂漠の夕日が見れないとは考えもしなかったもの。


なんだかマズーイ状況がはっきりとしてきた。
どんどん天候が荒れてきて

夕日待ちもままならない、っていうか夕日などどこにも見えないので
あきらめてホテルに非難。


本当にこの状況でラクダで砂漠のテントに向かうのだろうか？



さぁ、出発でーすと呼ばれた時には日がとっぷり暮れ
風もびゅんびゅんと吹いている。

エットォ、、、こんなんでも行くんだーマジデ、、、。


そこでふと、昼間、ワルサザードで立ち寄った
ツアー主催会社のオフィスでスタッフの方が

「ラクダって不思議なもので
どんな砂嵐でもちゃんとキャンプ地に辿り着くんですよね〜」

「へー、すごいですねぇ〜」（←人ごとのように聞いていた）
なーーーんて会話があったことを思い出した。

もしかして今日の天候、予測していたのか？



このベースのカフェホテルに滞在する女子2名が見送りにきてくれた。
「いってらっしゃーい！」

ああ、ここに残る2人がうらやましい。
その時、撮ってくれた写真↓

ワタシ、この時少し涙目です、、、
強風で砂が目に入ってさぁ、、、


夕日に照らされてラクダに揺られ、、、とイメージしていた状況とはまるで違う
うす暗闇に向かって歩き出すラクダ。


しかも夜なら夜で

「　月の砂漠を　はるばると
　　　旅のらくだが　行きました〜♪　」

ーーーという歌のような情緒あふれる旅でもない。


歩き出してしばらくすると完全に日が暮れて
月明かりどころか星もない暗闇。
（よってこの後写真なし、想像してお楽しみ下さいませ〜）


しかもね、ラクダって一歩一歩がかなり大きく揺れるの。
それでいて視界はうっすらと砂漠と空の境の稜線、そして
前でラクダを惹くベルベル人の男の子の白いターバンがぼんやり見えるくらい。

道が見えていれば登りか下りか
ラクダの歩みもわかるのだろうけど
真っ暗なのでラクダの動きがまったく予測できない。


この状況、例えるなら


部屋を真っ暗にして、ロデオボーイに乗っている感じ？
　　　
　　　注）ロデオボーイとは言わずと知れたシェイプアップ用乗馬マシーン！

それを想像して！今すぐ！
この状況をリアルに感じてもらえるはず。


揺れに身を任せつつもバランスを取るのに必死。
ひぃー、ラ、、ラクダから落ちるぅううう。


何これ？　この状況？　何かの罰ゲーム？

　　　　　それとも修行？　ええ、間違いなく修行。


↑こんなこと、前にも書いたな、と思ったら
横殴りの雨の中エッフェル塔を階段で登った時だった。

でもね、あの時はもうやーめた！と終わらせることができたけど
今、この状況には逃げ場がない。

ひたすら暗闇でラクダにしがみつき、ナント！それがたっぷり1時間半〜〜〜。

ええ、このツアーのウリは
「 砂漠のほとりのコテージからのちょろっと散歩ではなく
　１時間半ほどらくだにゆられ、砂丘のど真ん中のキャンプ地に
　向かっていたく本格的な砂漠の旅 」だからねー。


真っ暗闇＆砂風の中ですが、、、。


このまま永遠に続くかと思われた暗闇の旅路。

遠ーーーくのほうにキャンプ地の灯りが見えた時


「おおお！やっっとゴールが見えた〜〜〜」という喜びで
涙が、、、（ウソです）


まぁ、それくらい嬉しかったという話し。

つづく、、、

★砂漠ツアー2日め、いよいよ砂漠キャンプへ行くはずが★

朝８時、ザゴラからメルズーガに出発！


いきなり未舗装道路からのスタート。
荒涼とした大自然に囲まれた道なき道をガンガンと進む。

おおお〜〜〜後輪真上の3列目シートでは、ダイレクト衝撃で
はねるはねるっ！で写真もまともに撮れないわぁー。

↓「世界の後窓から」揺れる〜〜〜〜

この景色！別の星にいるみたい。
地球って書いて字のごとく「地の球」だ、と実感。



途中で遊牧民（ノマド）のお母さんと子供が羊を連れて井戸に来ていた。





しかしここまでの道程、車が全く通らない。


村と村を繋ぐ生活用道路だと言っていたけど
生活に車がある村人などほとんどいない。

昨日は何度となくすれ違った同じようなツアー車さえ
1台も走っていないのだ。

誰も立ち入らない素晴らしい景色をひとり占め！（グループ占めか）


途中、ガイドさんの教えてくれた道端の岩には

ベルベル人の書いた絵や
アンモナイトやオウムガイの化石が。これはスゴイ〜〜〜。

どうりでおみやげやさんが化石だらけだ。

途中、昼食を済ませて
また走る、走る〜〜〜で午後４時すぎに

おおおーーー、遠くに見えるのは砂漠だぁー。
またまた荒野から突然の砂丘が始っている、、、けど

お気づきだと思いますが視界がクリアではない。

なんだか雲行きが怪しくなってきた、、、またしてもイヤな予感が、、、。


そして砂漠の麓のカフェホテルに到着。
ここで砂漠のキャンプのための最低限の荷物をまとめて

ラクダに乗り換え夕陽に染まる砂丘の色の移り変わりを楽しみながら
（↑HPのこのくだりに惹かれてここまで来たのぉおお）
砂漠のど真ん中のキャンプに向かう、、、はずだった。



さぁーいよいよってところで、ここで再びトラブルがっ！


この砂漠でのキャンプはテントにマット＆毛布だけで雑魚寝。
もちろん電気、水道、トイレもなく、そんな少し過酷な状況なので
希望者はほとりのカフェホテル宿泊に変えることができる。

で、ワタシたちのグループ6人のうち
女子2人組は最初からカフェホテルのリクエストを出していたけど


残りの4人は砂漠キャンプのはずが
キャンプの手配がなぜか1人分しかされていなかったのだー

追記）申し込み時のワタシたちのカンチガイで
砂漠キャンプのつもりでいたのだけど
カフェホテル宿泊希望になっていた。
ちゃんと確認していなかったのは、ワタシたちのほうです！
ーーー、と帰ってきてから気づきました！
ご迷惑をおかけしました！


マサカ、砂漠キャンプに行けないのか？？？


もちろんガイドさんがいろいろ手を尽くしてくれて
大幅に予定を変更し

日暮れまではこの砂漠で自由行動。


その後にラクダに乗りベルベル人の砂漠ガイドさんに連れられ
４人でキャンプ地に出発ということになった。

キャンプに行くことができるってことに安心して
この「日暮れ後のキャンプ地へ移動」の状況を考えずに

じゃあさっそく砂漠の夕日を見に散策へ、と
目の前に広大に広がる砂漠に向かってウキウキと歩き出した。


その後こんなことになるとはねぇ（泣）

つづく、、、