マロングラッセを求めて「デルレイ」へ |
表参道ヒルズ、この デルレイ にて
何?ここ宝石やさん?と間違えるほどの美しい店構えと
それに見合う価格にびっくりしたのは
まだ日本にいた頃のお話、、、
うーーーん、近寄れん。チラ見しつつ素通り。
いまでこそチョコレートの国、ベルギーにいて
ゴディバもノイハウスもピエール・マルコリーニも
小さな街に、お花屋さんやケーキ屋さんと並んで普通にあるので
日本のお店みたいに近寄りがたさナシ。
スーパーの買い物袋を下げて立寄り
ショコラ4個、なぁんてちっちゃい買い物も気兼ねなく出来るけど
日本ではベルギーチョコレートのお店はそれはそれは高級だった。
だってイタダキモノ、または贈り物オンリーだったもの。
で、その中でもひときわ別格感を漂わせていたデルレイさま。
ベルギーに来たらぜひ♡、と思っていたものの
なんと、ブリュッセルにはお店がない。
アントワープに本店があるのみ。
なのに日本には今、東京2店、名古屋、福岡の計4店舗もあるらしい
しかも世界中探しても出店は日本だけだそうだ、、、すごいな日本。
で、この時期どのショコラティエでも並んでいる
期間限定のマロングラッセは
特にデルレイのものがオイシイ!と聞き、
ベルギー生活苦節7ヶ月(←本当はデルレイの存在を最近まで忘れていただけ)
やっと行ってきました、デルレイ、アントワープ!
表参道のお店と同じ?とは思えないシンプルな佇まい。
つまり上品ではあるけれどやはり普通のショコラティエ。
お店の女性も笑顔で接客。(オランダ語圏だけど英語OK)
トーキヨーと違い親しみがわくわー。
今回はお目当てのマロングラッセは
北イタリアのピエモンテ産の最高級の栗を使った
金色の包装紙の「マロングラッセ・アントワープ」
そしてダイヤモンド産業で有名なアントワープならではの
ダイヤモンド型のショコラに
あまりにおいしそうなのでケーキもお買い上げ。
贅沢〜〜〜ぅうう。
マロングラッセはさすが10日間漬け込んで味をしみ込ませた、と
いうだけあって(詳しい説明はコチラでどーぞ)
日本でワタシが食べたことのある
お手頃なマロングラッセは砂糖漬けだったけど
デルレイのものはマロンの乾燥を防ぐための
砂糖のコーティングや、リキュールを使用せす透明の包装紙にくるまれ
おお!栗より栗濃度が高い!凝縮された栗味+自然な甘み
そんなひと口サイズのマロングラッセを
ちょこっとづつ味わって食べる、幸せ〜〜〜。
日本ではまた信じられないお値段だけど
コチラでは5個入りBOX、9.5ユーロ。
まぁ、贅沢ではあるけれど、一粒で幸せ〜を味わうには見合う価格。
このマロングラッセ、
シャンパンと一緒にいただくのがベルギー流だそうだ。