20年後、憧れのサン・シル邸に。 |
ベルギーでワタシがこの目で見たかったアールヌーヴォー建築は
ヴィクトル・オルタの作品ではなく
ギュスターブ・ストローヴァンのサン・シル邸だった。
Gustave Strauven Saint-Cyr's private residence.
20年前に買った「アールヌーヴォーの世界」という本に
アールヌーヴォー建築が紹介されていて
ブリュッセルはわずか12ページくらいだったのだけれども
そのほとんどはオルタの作品
でもその中で3人の建築家が紹介されているページで
ギュスターブ・ストローヴァンの名前とともにサン・シル邸の写真があり
うわー、この家素敵と心底思った当時は
将来ベルギーに住むどころか訪れる日が来るとも思っていなかった。
ベルギーに住んでからはいつかは行こう、と思っていたものの
何処にあるのかさえわからない。
紹介していた本には住所も載ってないのよぉ。
ベルギーの旅行ガイドブックはオルタの建築紹介ばかりだし
何処にこのワタシの♡を撃ち抜いた建物が?と思っていたら
オルタ美術館で手に入れた
アールヌーヴォー建築 ウォーキングマップに詳しい場所が!
(このMapさえあればブリュッセル中の
アールヌーヴォー建築を制覇出来ます!お薦め)
そうして辿り着いたので
その印象的な外観を見たときはうっわぁああああーと感動♡
、、、とともに時間の経過を感じさせる朽ち果て具合、、、
軒は傾いているけど大丈夫だろうか?
支柱が建ててあるので修復中?
両サイドにしっかり支えられているので崩れることはないだろうけど
美しいアイアンの装飾部が落下しそう
それでも
大きなうねり曲線を描く門扉やバルコニー屋根の装飾部は
かーなーりー独創的で大胆!
Wikiのよればこれは
バロック・フライボワイヤン(baroque-flamboyant style)様式とか。
バロック=元々は グロテスクなまでに装飾過剰で大仰な建築に対する蔑称
ええ、大好きです装飾過剰〜♡
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