2010年 05月 26日

旅行記完結目指して回想中〜♪
ノルマンディーの旅の続きです。
ルーアンはここ。

ルーアンの旧市場広場に建つ
聖ジャンヌ・ダルク記念教会 L'Eglise Ste-JeanneD'Arc
この教会はとても不思議な外観をしている
コレ、教会?!

とても教会とは思えない天にそびえる三角屋根から
伸びやかに続く屋根は魚の鱗のようだし
教会の窓も泳ぐ魚のよう。

入口から内部に入ると広がる空間は圧巻の
壁一面に階段状に連なる16世紀に作られたステンドグラス

このステンドグラスは現在は廃墟として残る
聖ヴァンサン教会に設置されていたもので
第二次世界大戦中には戦火を避けるために取り外され
保管されていたため爆撃を免れ、この教会に設置された。
建築家ルイ・アレッチ氏は多くの古い教会が持つ「伝統」と
ノルマンディーの伝統である古代からの船の建築技術取り入れ
天井はひっくり返した舟底のよう〜

中世のステンドグラスと木組みの天井
煉瓦の床とコンクリートの壁に抜かれた流線型の窓という
伝統とモダンが見事に調和した教会を作り上げた。
本当にすばらしい〜〜〜

教会内にひっそりと悲しげなジャンヌの像。

ジャンヌ・ダルクは13歳の時に神の啓示を受け
兵を率いてイギリス軍を撃退し
オルレアンを解放しシャルル7世を戴冠させ
100年戦争でのフランスの勝利に寄与した
日本人でも誰もが知っているフランスの国民的英雄
ワタシの中のジャンヌのビジュアルは
好きな映画のひとつ
衝撃的なリュック・ベッソン監督の「ジャンヌ・ダルク」
ミラ・ジョヴォヴィッチ↓↓↓でインプットされていたけど

シャルル7世戴冠の絵画に見るジャンヌ
「オルレアンの乙女」と呼ばれるにふさわしい凛とした美しさ。

ぜんぜんちーがーうーよー。
神の啓示に人生を捧げ
フランスの歴史を変えたジャンヌは
コンピエーニュの戦いで捕虜となり宗教裁判で異端者と断罪され
1431年5月30日にわずか19歳で火あぶりの刑に処された
火刑所跡には大きな十字架が掲げられている。(写真右の十字架)

なんとも悲しい結末
後世、フランスの救世主としてその評価を回復したジャンヌは
1909年4月18日にローマ教皇ピウス10世によって列福され
次いで1920年5月16日にベネディクトゥス15世によって列聖され
聖人となった。
教会の横で神に祈りを捧げるジャンヌの石像

さらに教会の北側に回わると
放射状に広がる教会の屋根の下は屋内市場!?

見る角度によってまるで違う建物に見えるこの教会は
今まで見たことがない、市場との複合建築だった。



