マルタの旅 4-小さな漁村 マルサシュロック- |
原色の船がぷかぷかと浮かぶ、マルタならではの風景
ヴァレッタからバスで揺られること40分
島の南東にある情緒あふれる漁村マルサシュロックへ。
マルタのバスと同じようにマルタの顔でもある
ルッツ(Luzzu)と呼ばれるこの色鮮やかな漁船は
船主に「目」を持っているのが特徴
これは海難から船を守るという古代からの伝説があるそうで
よく見るとこの目、いろいろな表情があっておもしろい。↓太眉
これを見ていると
人の顔も眉や瞳ヂカラが大事だなぁ、、、と普段から
アイメイクに力をいれていないワタシはつくづく思う。<マズイカ ↓細眉
そしてこのルッツと並んで有名なのは日曜日の「朝市」
海沿いに広がる朝市では
漁港にあがる魚はもちろん、日用品から民芸品、カフェまでなんでもありで
多くの観光客で賑わっている。
ふらふらと見ていたら「写真撮ってよ!」と
お店の人に声をかけられたのでパチリ!
この市場の活気とフレンドリーさが伝わる素敵な笑顔。
入江の中心の広場には19世紀に建てられた聖母教会。
周辺には気軽な雰囲気のレストランが軒を並べ
安くておいしいシーフードが食べられる。
そんな情緒あふれる漁村、マルサシュロックは不思議な魅力を持つ。
海に浮かぶ漁船はあの鋭い目でジーっとこっちを見ているし
魚屋さんの前にはさばいた魚の内臓とか道端に転がっているし
街並は古びていて散らかっているし
海もそれほどキレイなわけでもない。
それなのに
それがすごく自然に風景の一部として成り立っていて
色彩あふれる、そして生活感もあふれる
マルタ島の中でいちばんのお気に入りとなった。
つづく